オルタードフレーズの覚え方1

🎸 オルタードフレーズの覚え方1

こんにちは、ジャズギタリストの小暮哲也です。
今日は「オルタードフレーズ」を、もっとやさしく覚えられる練習方法をご紹介します。
長くて難しそうなフレーズも、短いパーツに分けて毎日少しずつ練習すれば、自然に身についていきますよ。


① オルタードが覚えにくい理由


② 短いフレーズで毎日練習

長いフレーズは、まず「3度→5度への解決パターン」など、短くて大事な部分にしぼります。たとえば:

  • ♯9 → ♭9 → 1(ルート) → 7(セブンス) → 3(解決音)

これを毎日繰り返すだけでも、実際の演奏でパッと出てくるようになります。


③ ポジションを整理して覚える

オルタードフレーズは、1弦と2弦のように、隣り合う弦にまたがる形が多いです。
これをまとめて練習すると、効率よく覚えられます。

セット動くポジション
1組目1弦↔2弦
2組目2弦↔3弦
3組目3弦↔4弦
4組目4弦↔5弦
5組目5弦↔6弦

これに「小指スタート」「人差し指スタート」の2通りがあるので、全部で10ポジションになります。


④ 毎日できるエクササイズ例


⑤ まとめと次の目標

これを1週間続けてみると、本番でも自然とフレーズが出てくるはずです。