指板の音を知ろう!

指板の音がパッとわかるようになる!

ギターの音の“地図”を頭に入れよう!


🎸 このページはこんな人におすすめ

  • ギターを弾くとき「ここ何の音?」と毎回迷ってしまう
  • ピアノは鍵盤が見えるけど、ギターはどこが何の音かわかりづらい
  • 指板の音を、理屈じゃなくて“感覚”で理解できるようになりたい

そんなあなたのために、指板の音を効率よく覚える方法をお伝えします。


1. まずはココから!

「5弦」と「6弦」の音名を覚えよう

ギターのチューニングで、6弦と5弦の音はこうなっています:

  • 6弦(いちばん太い弦)→ E(ミ)
  • 5弦 → A(ラ)

まずはこの2本の音名と、フレットごとの音の位置をざっくり覚えましょう。

例:

  • 6弦8フレット → C(ド)
  • 5弦3フレット → C(ド)

【図①:5弦・6弦の音名とフレット早見表】

この2本の音さえわかれば、他の音も“たどって”見つけられるようになります!


2. 次のステップ:オクターブを使って探す!

「オクターブ」とは、同じ名前で高さが違う音のこと。

ギターでは、ある音のオクターブ上(または下)を押さえる“形”があります。

例:

  • 6弦3フレット(G) → 4弦5フレット(G)
  • 5弦3フレット(C) → 3弦5フレット(C)

【図②:オクターブの位置を示す指板図】

この「形」を覚えておけば、「この音、何だろう?」と思ったときにオクターブでたどって答えを見つけることができます。


3. 指板の音を「たどって」見つけるコツ

たとえば、2弦9フレットの音がわからなかったら?

① オクターブの形を使って、同じ音を他の弦で探す
② そこから5弦や6弦に“さかのぼって”たどる

【図③:音のたどり方の図解】

5弦・6弦の音がわかっていれば、こうやって遠回りしながらでも目的の音にたどりつけます。


4. ポイントをまとめると…

  • まずは5弦と6弦の音を覚える!
  • オクターブの形を使って、他の場所の音を探す!
  • 2弦の音はちょっと遠回りして見つけてもOK!

特に5弦と6弦をしっかり覚えることで、指板全体の「地図」が頭の中にできてきます。


5. ギターを持っていなくても練習できる!

ギターを持っていない時間でも、「ここ何の音だったかな?」と考えるだけで、かなり効果があります。

  • 通勤の電車の中
  • 職場や学校の休み時間
  • お風呂に入ってるとき(笑)

空想トレーニングでも、指板の感覚はどんどん育ちますよ!


🎬 この動画について

この動画は、まだPDF教材が付いていない頃に撮影した、かなり初期のレッスン動画です。

当時は、今のように「PDFをダウンロードして練習する」スタイルもあまりありませんでした。
それでも「何とか伝えたい!」という気持ちだけで作った、手作りのギターレッスンです。


🎤 小暮からひとこと

いま、私はこのブログを立ち上げ直し、過去のすべての動画と文章を見直しています。

ひとつひとつ丁寧に、初心者の方にもわかりやすい形にして、もう一度お届けしたいと思っています。

ギターの指板が読めるようになると、アドリブやコードもどんどん面白くなってきますよ!