歌うように弾く!エラフィッツジェラルドに学べ!実演、解説3本セット

🎵 Ella Fitzgeraldのスキャットをギターで弾いてみよう!

エラフィッツジェラルドのAll Of Me参考1分43秒あたりから

はじめに:スキャットって何だろう?

こんにちは。
今回は、エラ・フィッツジェラルドが歌う「All of Me(オール・オブ・ミー)」のスキャット部分をギターでコピーしてみたレッスンを紹介します。

「スキャット」とは、言葉ではなく「ダバダバ」「ドゥビドゥバ」などの即興的な発声で歌う、ジャズならではの歌い方です。


🎬 3本のレッスン動画について

このシリーズは、次のような構成になっています。

▶ 第1回:ただコピーして弾いてみた動画(きっかけ)

最初は、ただシンプルに「スキャットをそのままギターで弾いてみた」という動画でした。
ところが、これが意外にもとても好評でした!

▶ 第2回・第3回:そのフレーズを丁寧に解説

多くの方から反響をいただいたため、続く2本の動画では、
**「どうやって弾いているのか」「どこがポイントなのか」**を、わかりやすく解説する内容にしました。

特にボーカリストの方から、
「スキャットにうまく対応できなかったけれど、ギターで見て理解できた」
という嬉しい声も届いています。
もちろん、ギタリストの方からも「とても勉強になった」とのお声をたくさんいただきました。


🎤 エラのスキャットは、まさに“呼吸するメロディー”

「All of Me」の名演を探していたところ、
エラ・フィッツジェラルドのこの録音に出会いました。

彼女のスキャットはとても自由で、生き生きとしていて、
それでいて、どこまでもメロディアスで音楽的。

ギターという楽器は、息継ぎをしなくても延々と弾き続けることができます。
でも、人の「声」は違います。呼吸しながら、体を使って歌うものです。
そしてそれこそが、音楽の中で最も自然で、人の心に届きやすい要素なのかもしれません。


🎧 YouTubeで、エラの原曲も紹介しています

今回のブログでは、エラ・フィッツジェラルド本人の「All of Me」スキャットの音源も掲載しています。
ギターで弾く前に、ぜひ本物のスキャットの息づかいを耳で感じてみてください。


💬 最後にひとこと

スキャットは自由であると同時に、歌心そのものです。
だからこそ、ただ真似するのではなく、ひとつひとつの音やフレーズをゆっくり丁寧に味わいながら、
「自分の中に取り入れる」つもりで練習してみてください。

あなたのギターが、まるで“歌っている”ような表現になっていくのを、きっと感じられるはずです。