ウォーキング・ベースライン No.3
今回の動画はカミカミで、うまく喋れておりませんが……
内容自体は悪くないと思います。
前回までは、3-6-2-5のコード進行の中で、それぞれのコードの間に半音上と半音下の音を入れるという方法を紹介しました。
今回は、その半音下と半音上のベース音にコードをつけてみようと思います。
最終的には、ウォーキング・ベースラインのすべての音にコードをつけることが可能になります。
ギターの場合、コードをクロマチックにアプローチすることができますが、
特に半音上のコードを想定する際は、m7やmaj7よりも
**ドミナント7th(7th)**の方がしっくりくるようです。
ぜひ、弾き比べて確かめてみてください。


人間にとって最も自然に聞こえるコード進行は、4度進行だと言われています。
半音上の7thコードを裏コードとして考えると、これは4度進行に相当するため、人間の耳には非常に自然に聞こえるのです。
一方、半音下からアプローチする場合は、ドミナント7thでも構いませんが、ディミニッシュ・コードを使ったほうが、より自然に響くと思います。
これは動画でも説明しているとおり、半音下のドミナント7thは4度進行とは関係がないためです。
そして、4度進行するドミナント7thから派生するディミニッシュ・コードは、(ディミニッシュは短3度ずつ動くため、4つのルートが存在します)、
そのルートのひとつが、目的のコードの4度進行上にあるコードの半音下に位置するのだと思います。
ちょっと難しい理屈ですが、動画を見ていただければ、わかりやすいと思います。
というわけで、半音上のドミナント7thと半音下のディミニッシュの動きは、
さまざまなコード進行で応用が利きますので、ぜひお試しください!