チャーリー・クリスチャンの研究 Part 2

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チャーリー・クリスチャンの研究 Part 2

同じフレーズを応用するという考え方

こんにちは、小暮です。チャーリー・クリスチャン研究シリーズの第2弾です。

前回ご紹介したフレーズをさらに深掘りし、スタンダードのコード進行に応用していく方法を取り上げています。たとえば「リズムチェンジ」のような循環コードに対して、チャーリー・クリスチャンのフレーズをそのまま当てはめていくと、驚くほど自然に聞こえます。

このパートでは、ひとつの短いフレーズをリズムチェンジに乗せて、延々と弾き続ける練習法をご紹介しました。リズムを変えたり、最後の音だけを変えてみたり、ちょっとした工夫でグッと音楽的になります。

たとえば、同じモチーフでも「ここをちょっと跳ねてみる」「最後の1音を上に取る」といった発想で自由に展開できます。もちろん、すぐには真似できない部分もあるかもしれませんが、「変えていいんだ」「自分で遊んでいいんだ」と思うだけでも、プレイに変化が出てきます。

また、フレーズを違うポジションで弾いてみることもおすすめしています。同じ内容でもポジションを変えるとフィンガリングが変わり、ニュアンスも少し変化します。それが結果的に表現の幅を広げるんですね。

このPart 2でもPDF譜面をつけてあります。動画と合わせて、何度も繰り返し練習してみてください。「知っている」から「弾ける」へ、そして「自分の言葉になる」まで、じっくり時間をかけていきましょう。