オルタードフレーズの覚え方2


🎸 オルタードフレーズ練習法

こんにちは、ジャズギタリストの小暮哲也です。
なんかめちゃめちゃ若いですねw
今日は、実践の場面ですぐ使えるようになる「オルタードフレーズ」の覚え方アイデアをお伝えします。音量が小さくて聞き取りにくい部分はありますが、大事なポイントは3つです。


1️⃣ まず「使う進行」を絞る

  • I–vi–ii–V(1–6–2–5)iii–vi–ii–V(3–6–2–5) といった、よく使う循環進行にフレーズをはめ込む
  • これらを毎日練習すれば、実戦で「次に何を弾けばいいか」がすぐイメージできるようになります

2️⃣ 覚えるべき3つの要素

  1. コードと音の関係
    • たとえば G7 であれば「♯9 → ♭9 → 1(ルート) → 7(セブンス) → 3(解決音)」という流れ
    • どの音が「解決しているか」を意識して覚えます
  2. フレーズのポジション
    • 同じ5音フレーズは、ナチュラル・ポジション1〜2、2〜3…と隣り合う2ポジションを行ったり来たり
    • 全部で10ポジションあるので、順に弾けるようにしておくと移動がスムーズ
  3. キー(調)のバリエーション
    • 自分が弾きやすいポジションを選んで、キーを変えながら繰り返す
    • 低いキーから高いキーまで、幅広く練習すると応用力がつきます

3️⃣ 毎日できるやさしいエクササイズ例

  1. メトロノームでゆっくり4ビートを感じながら
  2. G7 のポジションで「♯9–♭9–1–7–3」を5弦→3弦に向かって弾く
  3. 次に「1→2ポジション」で同フレーズ
  4. 続けて「2→3ポジション」「3→4」「4→5」「5→6」…と一組ずつ
  5. 慣れたら iii–vi–ii–V 進行でも同じ動きを練習

少しずつでも続ければ、本番で「パッ」とフレーズが出てくるようになりますよ。


🔍 まとめ

  • I–vi–ii–V / iii–vi–ii–V を使う
  • コード⇔音の関係、ポジション、キー、の3つを押さえる
  • 毎日メトロノームでゆっくり反復

これがオルタードフレーズを「忘れず」「使える」ようになるコツです。
ぜひ今日からトライしてみてくださいね!