全てのKEYの2-5-1の覚え方

2-5-1を素早く覚えるには

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ギターが上達するためには、いろいろと工夫が必要です。

それは、早く覚えるための工夫だったり、長時間ギターを弾いていられるような工夫だったりします。

どうしても人間は、同じことをやっていると飽きが来てしまいます。

音楽と常に新鮮な気持ちで付き合っていくには、この工夫ができるかどうか?というのが重要なカギになってきます。

そのヒントは、至るところに転がっています。

ギターをすぐに手に取れる所に置いたり、寝る前に10分だけ必ず弾く、なんていうのも良いと思います。

知っている理論を組み合わせて、自分だけの練習方法を作ったりするのも効果的です。

そんなわけで、私が独自に考えた実践的な 2-5-1 のコードの覚え方をひとつ紹介してみます。

まず次のことに注目してみます。

C→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭→B→ E →A→ D →G→C

Ckeyから4度進行すると、12key全てを通って、最終的にまたCのkeyに戻ってきます。

実戦では以下のように覚えます。


この性質を利用して、すべての 2-5-1 を覚えてしまいます。

こうして、ちょっと回りくどい覚え方をするのには理由があります。

すでにご承知のとおり、ギターは半音でずらして弾くのがあまりにも簡単な楽器です。キーやルートを意識せずに、スライドさせるだけで弾けてしまいます。

実は、その簡単さに問題があります。

リードシートを見てコードを瞬時に弾くには、キーやルートをしっかり意識する必要があるんです。

では、キーを 4 度進行させながら 2-5-1 を覚えようとすると、どうなるでしょうか?


細かな表記統一(key→キー、など)も含めて整えています。ご希望があればそのまま「key」表記で統一することもできます。

実践だと以下のようなコードフォームで覚えると効果的です。

一気にハードルが上がって、キーやルートをしっかり意識していないと弾くことができません。

メジャーだけではなく、マイナーキーも同じように覚えていきます。

実践だと以下のようなコードフォームで覚えると効果的です。

このようなトレーニングをすると、どんなキーの 2-5-1 も瞬時に弾けるようになっていきます。

まだすべてのキーの 2-5-1 を覚えきれていない人は、毎日のエクササイズに取り入れてみてください。