ハーモニーの作り方③:セブンスコード編
🎸 演奏動画と連動した解説レッスン
はじめに
こんにちは。ジャズギタリストの小暮哲也です。
今回のテーマは「セブンスコードのハーモニーの付け方」です。前回までにメジャーコードとマイナーセブンスコードについて学びましたが、今回はその応用として、**5度セブンス(ドミナントセブンス)**のハーモニーを見ていきましょう。
ドミナントセブンスはジャズの中でも非常によく使われるコードで、アドリブやアレンジの中でも頻繁に登場します。
セブンスコードの基本を確認しよう
まずは、セブンスコードの押さえ方からスタートします。6弦ルートの形や、5弦・4弦ルートの押さえ方など、いくつかのパターンを紹介しました。
ギターは同じコードでも、いろいろな場所で押さえることができます。ポジションを変えて練習することで、メロディに合わせたハーモニー付けができるようになっていきます。
動画ではCメジャーの5度、つまりG7を例にしてハーモニーを構築する方法を紹介しました。
ハーモニーをどう作っていく?
動画内では以下のようなポイントを解説しました:
- トップノート(上の音)を意識してコードを作る
- 3度・7度の位置を中心に構成を考える
- 9thや13thなどのテンションをうまく加える
これらの工夫を重ねていくことで、よりジャズらしい響きのハーモニーが生まれます。
また、ジョー・パスなどのジャズギタリストがよく使う形も紹介しています。
自分で研究してみよう
この動画では、いくつかの代表的なフォームやアイディアを紹介しましたが、それをもとに自分なりのハーモニーを作ってみるのもとても大事です。
同じG7でも、
- 高い位置で弾く
- 低音を活かして弾く
- トップノートを変える
など、さまざまな方法があります。
実際にいろいろ試してみて、気に入った響きや押さえやすい形を少しずつストックしていくと、どんどん表現の幅が広がっていきます。
おわりに
今回は「セブンスコードのハーモニーの付け方」についての基本的な考え方をお伝えしました。
まだまだ私自身も学びの途中ですが、これからジャズギターに取り組みたい方のヒントになるような動画を作っていきたいと思っています。
次回はいよいよ、オルタードテンションやまとめの実践編に入っていきます。
ぜひ、楽しみにしていてくださいね!